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- Profile

Before
大学時代は理論物理を専攻、新卒でシンクタンクへ入社しシステム開発を経験。その後、銀行で大規模プロジェクトのマネジメントに携わる。長年金融グループ内で働いてきたが、多様な業種との関わりを求めINTLOOPへ入社。
After
前職の経験を活かしITプロジェクトでバリューを発揮。大規模かつ長期間のプロジェクトにも携わる。直近では組織の成長に向けて、採用活動にも従事。

難易度の高い仕事に挑戦したい。
逆境に立ち向かった、新人時代。

大学の研究室では理論物理を専攻。理論を検証するためにシミュレーションツールを利用していた経緯でITシステムに興味を持ち、銀行系シンクタンクに入社。
就職活動中に、シンクタンクの親会社である銀行でシステム障害が発生したが、同社への入社に気持ちが揺らぐことはなかった。
システム障害で失墜した社会的信頼を、回復していく必要がある。あえて困難な状況を選択した。入社後しばらくはシステム開発を行い、事業会社のシステム企画部門への出向を経て、入社8年目に差し掛かる頃、東日本大震災に伴いまたも銀行のシステム障害が発生。大規模な勘定系システムの再構築プロジェクトが発足した。

銀行の勘定系システム再構築に対し、自らもマネジメントの一翼を担っているやりがいは感じていたが、並行して「銀行系以外の業種にも携わってみたい」という想いがあった。
これまで活動してきた金融グループの外の世界で、自分のスキルが通用するかチャレンジしてみたい。コンサルティング会社なら、多様な業界に携われるのではないか。そう考え、インダストリーカット/サービスカットが無く、多様な業界に関わることができるINTLOOPへの転職を決意。社会人15年目にして、初めての転職であった。

COVID-19の世界的流行による
プロジェクトの延期。
ハードな日々の中で、
多様な人間性や価値観に触れる。

入社後、初のプロジェクトでは、大手通信事業者の新規ビジネスに寄与するITシステム構想を担当。
次いで、クレジットカード会社の基幹システム統合プロジェクトをPMOとして支援。3つ目のプロジェクトは、国際的なイベントに対しIoTシステムを導入する、大規模かつ長期間のプロジェクトであった。しかしCOVID-19の世界的流行のために、イベントの開催が1年延期となり、同時にプロジェクトも1年の延期が決定。延期期間は、複数プロジェクトを兼務するハードな日々を過ごした。兼務である以上は、全てのプロジェクトへ100%の工数を投下することはできないが、一方で成果物の品質を落とす訳にもいかない。
そこで、複数案をプロジェクトの上層部へ提言したところ、ある期間においては、プロジェクトのマスタースケジュールを私の稼働に合わせ調整することになった。それは多数のステークホルダーに影響する調整であったが、最終的には多くの方からの協力を得ることができた。従来以上に多くの方と協業することで、多様な人間性や価値観に触れることもできた。

その後1年の延期を経てイベントも無事に終了し、現在は金融システム開発プロジェクトのマネジメント支援に従事している。
入社以来、ITシステムに係るプロジェクトや、金融系プロジェクトへのアサインに対しては、前職の経験が活かせていると感じる。
勿論、自分の得意分野だけではないため、様々な情報を1からキャッチアップする必要もある。その意味でも、プロジェクトに必要な専門知識を保有しているフリーランスコンサルタントとの協業は、INTLOOPのビジネスモデルの大きな特徴であり、強みでもあると感じている。

コンサルタントなら、成長は当たり前。
成長の先に、クライアントへの価値提供がある。

今後は、大規模プロジェクトに再度オーナー側の立場で携わりたい。過去のキャリアでも、銀行の大規模プロジェクトには携わった。ただ、当時はプロジェクトの全体像を見渡せていなかったが、現在の自分には、コンサルタントとして積み重ねてきた経験があり、当時よりも高い視点でマネジメントができると考える。過去からの積み重ねが、現在の自分に活きているとも感じている。どれだけ真摯に現実と向き合ってきたかが、次の仕事の成果に繋がっていく。

つまりは「成長」の積み重ねだ。ただ、「成長」は、コンサルタントがコンサルタントであるための前提条件であり、その先にクライアントへの価値提供がある。従って、コンサルタントは自らを高めるため、継続的に学び続けるマインドが求められる。INTLOOPの成長は、今後、一層勢いを増していくだろう。自分自身も成長を続けながら、同じマインドを持った仲間と働きたいと願っている。